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病院での分煙ブースって必要?施設全体での禁煙が増えている

病院での喫煙室の必要性
※ピュアテック注:病院は原則敷地内禁煙、喫煙は特定屋外喫煙場所のみ許可されていますので、分煙ブースの設置ができません。

2019年7月より、病院を含む第1種施設では、原則敷地内禁煙となりました。
例外的に屋外に喫煙場所を設けることは認められていますが、病院では喫煙をNGとしているところが増えています。
そもそも病院は、病気を発見し治す場所であること、また健康に対して意識を促していく場所であることもあり、
施設内全体での禁煙が進んでいます。
ただし、原則として敷地内での喫煙が禁止されているものの、喫煙可能なスペースを屋外に用意している病院は未だにあるのも事実です。
敷地内禁煙のルールは、患者として通院する人達だけが対象ではなく、そこで働く人達も対象となる為、院内のどこでも喫煙ができないという現状が出てきます。
仕事がハードな上にストレスが溜まりやすい職場であることから、喫煙者の割合が高いと言われていますが、
そのような中でも健康を促進する場所である以上、禁煙もやむなしというのが実情のようです。

分煙をすることの大切さ
喫煙者にとっては何てことのない煙であっても、非喫煙者にとってはストレスとなる可能性があります。
副流煙の影響についても研究が進んでおり、このことから受動喫煙防止目的として、分煙を促されてきました。
多くの施設で分煙が当たり前になっており、屋外での喫煙も厳しくなっています。
病院でも、元々設置されていた喫煙スペースが撤去され、敷地内完全禁煙としているところも増えています。
また、急にそうすると敷地外での喫煙が増えてしまうことを恐れて、徐々に縮小していくというスタイルの病院もあるようです。

受動喫煙防止を掲げている以上、病院は積極的に禁煙を促していく必要があります。
分煙をするだけではなく、喫煙そのものができない環境を整備していくことが大切なのです。

電子たばこなら問題ないのか
電子たばこユーザーが増えて、従来の紙たばこに比べて煙が軽減されたこともあり、喫煙スペースじゃないところでも吸う人が見受けられます。
実際に電子たばこがどの程度、健康に影響が出るのかはまだはっきりと分かっていないこともあり、
喫煙スペース以外のところで吸う行為は良くありません。
電子たばこであっても、喫煙スペースを利用することが大切です。
また、屋外、病院の敷地外であっても病院の施設周辺で喫煙する行為は問題があると考えられています。

特に小さな子供から高齢者が集まるような総合病院周辺での喫煙は規制されていく可能性があります。
設置要件を満たした喫煙場所を設ける以外にも、周辺に対しての配慮が病院側には必要になってきます。
体調の悪い人が治療の為に集まる場所である以上、受動喫煙を防ぐことは必要不可欠な要素です。
働いている愛煙家にとっては少々手厳しい現状となっていますが、今後も受動喫煙対策が強化されていくことが考えられますので、
更なる対策へ向けて動き出すタイミングなのかもしれません。

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